生基板とは?

プリント基板・生基板

生基板=銅張積層板

生基板とは、積層板(ガラスエポキシ、紙フェノール等の素材)の表面に薄い銅箔が貼り付けてあるものをいいます。

正式名称は「銅張積層板」といいますが、この「銅張積層板」が生基板と呼ばれています。

当ショップにて販売している基板材料は全て穴の開いていない生基板です。
穴のあいた基板はユニバーサル基板(蛇の目基板とも呼ばれたりします)といい、生基板とは違います。


片側だけに銅箔が貼り付けてあるものは「片面板」、裏表両面に銅箔が貼り付けてあるものは「両面板」と呼ばれています。

銅箔の厚さにも種類があります。

通常、片面板の銅箔の厚さは35ミクロン、両面板の場合は表側18ミクロン、裏側18ミクロンとなっています。
特殊なものでは銅箔が70ミクロンや105ミクロン、140ミクロン、175ミクロンの材料もあります。
PCBマテリアルズでは現在ガラスエポキシ材両面に限り銅箔18/18ミクロン、35/35ミクロン、70/70ミクロンが選べます

板の厚さも薄いものから厚いものまで様々な種類があります。

板の厚さにも多くの種類があり、0.1mmのとても薄いものから3.2mm通常の倍の厚さのものまであります。当ショップでの厚さを表す単位は「T」となり、たとえば0.5mmの厚さでしたらT=0.5mmとなります。

本格的な基板づくりには生基板からの製作法が適しています

初めての電子工作や仕組みを学ぶのでしたらユニバーサル基板が適していますが、本格的な作品作りや複雑な配線には向きません。

生基板を使いプリント基板製作を行えば見栄えも良く配線もスッキリします。
加工機を使えば短時間でプリント基板を作ることもできますのでぜひプリント基板製作に挑戦してみてください。